1-4 事故の発生状況
1 プレジャーボートの海難事故に共通する傾向
- (1)事故の約80%が港内を含む岸から3海里以内で発生している。
- (2)事故原因の大半が人為的要因(見張り不十分・機関取扱い不良など)で発生している。
- (3)10年以上の経験を有する船長での事故が意外と多い。
2 モーターボート海難事故発生傾向
- (1)機関故障
- (2)衝突
- (3)乗揚げ
- (4)推進器障害
3 水上オートバイ海難事故発生傾向
- (1)衝突
- (2)機関故障
- (3)浸水
4 プレジャーボート事故の種類と原因
(1)衝突
1)見張り不十分
- ①見張りそのものをしていない
- ②見張りをしていたが、ある一方向のみを見ていた
- ③船体の死角に入った船舶を見逃した
- ④接近してくる他の船に気をとられて、衝突の危険がある船に気づかなかった
- ⑤針路を変えるときに安全確認をしなかった
2)操縦誤り
主に水上オートバイで発生している
(2)機関故障
1)故障の種類
- ①燃料系統:燃料切れ等
- ②冷却系統:オーバーヒート等
- ③電気系統:バッテリー上がり等
2)原因
- ①機関の取り扱い不良(発航前の点検、整備不良及び準備不良等)
(3)乗揚
- 1)発航前の航行予定水域の調査不十分
- 2)自船の位置の不確認
- 3)見張り不十分
5 発航前点検・準備の重要性
- (1)航行予定水域の調査
- (2)機関・船体・装備品などの点検
- (3)気象・海象情報の収集及び分析
- (4)燃料、その他の必要備品の準備


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